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プリンシパルコンサルタント

社員インタビュー

※記載している部署名は、インタビュー時点での所属部署名です。

プリンシパルコンサルタント
本当に望ましいセキュリティを提供したくて、
コンサルティングの仕事を選びました。


略歴
前職ではオープン系・WebシステムのSEとしてセキュリティ製品を担当。現在はコンサルタントとして、長年の経験を生かした助言・提案により顧客の信頼を得ている。チームを率いるマネージャーも兼務。

以前の勤務先は情報システム子会社 顧客に提案できる仕事がしたくて転職

以前の勤務先は、金融系企業グループの情報システム子会社です。当時は、システムのオープン化・Web化が進み始めた時期に当たります。私は、WebシステムのID・アクセス管理を行うセキュリティ製品のSEとして、要件定義から構築・運用・サポートまで一通り経験しました。セキュリティにはかなり深く関わっていたのですが、以前の仕事は「まず製品ありき」で、顧客の立場で本当に望ましいセキュリティを提供する、という意味では疑問を感じていました。セキュリティとは本来、求められる安全性の強度と業務の利便性、コストなども考慮して、総合的にベストな方策を採用するものです。そこで、もっとセキュリティに特化して、顧客に助言・提案できる仕事がしたいと思い、転職を決意しました。

不安もあったがキャリアアップできた いかに早く課題に対応できるかが勝負

転職にあたり、不安がなかったといえば嘘になります。当時のNECセキュリティはまだ新しい会社で、規模も前の会社より小さかったですからね。しかし、たとえ厳しい環境でもかえって自分の成長につながるはず、と考えて、思い切って飛び込みました。その結果、専門家を名乗れるだけの知識と経験が身に付きましたし、キャリアアップになっていると感じます。
セキュリティ分野では毎年のように新しい課題が生まれます。新しい、ということは「顧客とスタートラインが同じ」ということです。ですから、いかに早く情報を集め、事例に学び、技術を身に付けて、顧客に助言・提案ができるようになるかが勝負です。その中では、これまで身に付けてきた知識やノウハウも役立っています。

専門技術者と顧客の橋渡し 女性も活躍できる職場環境

私たちコンサルタントの仕事は、顧客の課題に対して専門的な技術対策が必要かどうかを判断し、必要であれば社内の専門技術者に引き継ぐことです。また、専門技術者から出た技術レポートを元に、顧客の現状に合わせて簡潔で説得力ある結論を導き、伝えることも大切な役割です。高度な専門技術の知識は必要ありませんが、その案件に専門的な技術対策が必要かどうかを見極めるためには、IT全般にわたる幅広い見識が要求されます。私は現在、ユニットマネージャーの立場ですが、コンサルティングの実務も担当しますし、管理職というよりは現場で陣頭指揮を執るイメージですね。私の職場では女性もたくさん活躍しています。会社全体に、個人や家庭の都合に合わせて仕事ができる雰囲気があります。

サイバー犯罪への対応は社会的使命 有効な提案で顧客の信頼を勝ち取る

サイバー攻撃やサイバー犯罪に対抗することは、今や社会的使命であり、それを担えるのは何より大きなやりがいですね。増え続けるセキュリティ分野の課題にどのような技術で対応し、どのように顧客の役に立つ形にしていくか――専門技術者ももちろん必要ですが、技術をどう使うかを提案するコンサルタントもまた、必要なのです。
SEをやっていた頃は、導入したシステムが仕様通り動けば合格点でしたが、コンサルティングには目に見える指標がありません。顧客の立場でいかにベストな提案をし、相手の信頼を勝ち取るか。「また田中さんに相談させてください」と言われると、自分の仕事が役に立っていると実感できます。新しいこと、知らないことに興味を持って追いかけられる人、ぜひ一緒にやっていきましょう。