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セキュリティエンジニア

社員インタビュー

※記載している部署名は、インタビュー時点での所属部署名です。

セキュリティエンジニア
自由度が高く、新卒・中途にかかわらず
お互いを尊重しあって働ける環境です。


略歴
高校・大学で情報科学について学び、サイバーセキュリティの分野に興味を持つ。2019年にNECセキュリティ(旧:株式会社インフォセック)へ新卒入社。入社後は、InfoCICにて24時間365日、リアルタイムでの不正アクセス検出サービスに携わり、顧客が利用するシステムのデータベース管理や、集計処理・最適化を担当。その後、現在所属しているCS事業統括部のサービスアンドシステムエンジニアリングユニット(以下、SSEユニット)に異動し、セキュリティエンジニアとして活動。

”幅広く経験を積みたい”を叶えられる環境が入社の決め手に

──セキュリティ分野に興味を持ったきっかけは?

幼少期から、身近にパソコンやゲームがある環境で育ってきました。そんなこともあり、早い時期からITに興味を持ち高校から情報系に進学し、大学ではじめてサイバーセキュリティに触れました。サイバーセキュリティはカバーする範囲が広く、さまざまな技術や事例に触れるうちに、自身の趣味や志向にマッチしていると感じました。

その後、セキュリティ系の研究室に所属し、より一層「この分野面白いかも!もっと続けてみたい」と思うようになりました。

──NECセキュリティへ入社を決めた理由を教えてください。

一番の決め手は、自分の希望や志向にあったキャリアを自ら選択できることです。説明会や面談で話を聞いていく中で、NECセキュリティは本人の希望を聞いて配属後の部署異動も柔軟に対応していることを知り、他社にはない魅力を感じました。実際にアナリストやサービスデリバリー・開発、コンサルティング等、多様な業務を経験している先輩社員もいました。新卒だった私はまだまだ経験不足だったので、“様々なことを経験して自分の向き不向きを知りたい”と考えていたので、とても合っていると感じました。

また、面接や説明会の中で人事の方がとても真摯に話を聞いてくださり「ぜひ来て欲しい」との言葉をいただいたことも印象に残っています。選考の場を通しても、個を尊重してくれていることが伝わったため、この会社で成長していきたいと思い入社を決めました。

──入社後から現在までどのようなキャリアを歩んできたか教えてください。

入社後は、お客様が利用するポータルサイトのバックエンドの運用・改善業務を担当していました。主な業務としてはデータベースの管理や各種データの集計処理、最適化を経験しました。

1年ほどバックエンド業務に携わった頃、「クラウドセキュリティサービスの仕事に興味はないか」とお声がけをいただきました。

私自身クラウドセキュリティは経験したことない領域でしたが、入社当初から抱いていた様々な業務を経験したいという思いと、新しい技術に触れてみたい好奇心もあり、挑戦しようと決めました。

自由度の高いワークスタイル。出社の頻度も自分で決められるからこそ、日々のタスク管理が重要

──現在はどのような業務を担当していますか?

現在はセキュリティエンジニアとしてお客様が保有するクラウド環境のセキュリティ監視の設計・構築、それに伴うシステムの開発、検証作業、調査環境の管理などを行っています。そのほか、社内の新規サービス開発も兼任しています。

──担当している案件数や開発規模を教えてください。

現在、私が担当している案件数は4〜5社です。同ユニットにいるマネージャーがメンバーの稼働状況をみて、案件を割り振ります。開発規模は案件によって異なりますが、少ないときで5名、多いときで20名です。更に大きい規模になることもあります。

──1日のスケジュールについて教えてください。

もともと、出社勤務でしたがコロナ禍をきっかけに在宅勤務・フルフレックスになりました。そのため、始業・終業共に自由ですが、私はいつも同じ時間に執務しています。重要な会議や打ち合わせのために出社することもありますが、週1回程度です。

1日のスケジュールとしては、8時〜9時から業務を開始して、まずクライアントからのメールや、社内のチャットの確認・返信を行います。

一通り終わったら、タスクの進捗状況を確認して業務を開始します。打ち合わせがある場合は、それを考慮しスケジュールを組んでいます。ちなみに社内外問わず、打ち合わせは原則オンラインですが、プロジェクトによっては現地に伺うこともあります。終業時間は日によってまちまちですが、大体17時〜19時の間です。

極めて少ないですが、トラブルや緊急タスクがある場合は、上長や関係者と相談し終業時間を伸ばすこともあります。

──仕事を通じてやりがいを感じる瞬間は?

日々の業務の中で自身に割り当てられたタスクを達成した時にやりがいを感じています。私の仕事はリモートワークがメインになるので、毎日の業務も自分でスケジュールを組んで行うことが多く、タスクマネジメントが重要です。
サービスデリバリーを実施した・システムを稼働させた・トラブルなく引き継ぐことができたなど、予定通りに進行し、成果が出た時に達成感を感じます。また、起きないに越したことは無いですが、サイバー攻撃を検知して防止した・攻撃の情報を他の部門と連携して分析できた、といった想定通りの結果が出たことに対しても達成感を得ることがあります。
加えて、お客様とのやり取りにおいて感謝の言葉をいただいたり「この分野・セキュリティについてはNECセキュリティの方に」と信頼いただけたりしたときには、これまでの努力が実りを感じ、日々の仕事へのモチベーションにもつながっています。

──大変なことや難しいことはありますか?それを解決するために工夫していることがあれば、教えてください。

サイバーセキュリティという領域は非常に包括する範囲が広く、日々学ぶことばかりです。
また、IT技術は途方もないスピードで進歩しているため、確かな答えがありません。まずは、一人で課題や悩みを抱え込まないようにすることを心掛けています。

課題にぶち当たったらまず状況を整理し、メンバーに意見を聞いたり相談したりしながら進めていきます。どうしても自身で解決できない部分に関しては、他のメンバーに引き継いだり協力してもらったりすることで乗り越えるようにしています。

年次にかかわらず、互いの意見を尊重し、互いを助け合うカルチャー

──仕事をする上で心がけていることや大切にしていることはありますか?

技術力を磨くことはもちろん、お客様や社内とのコミュニケーションも重視しています。たとえ技術力に優れていても、それをわかりやすく説明できる力がなければ、お客様に価値を感じてもらうことはできません。中には技術に詳しくないお客様もいらっしゃるので、専門的な用語を使わずに平易な言葉を使うように心がけています。

──社内の雰囲気について教えてください。

一言でいえば、オープンで親切な雰囲気がある会社ですね。新人研修で、1つ上の先輩や部門長が雑談を交えながらフランクに話しかけてくれたことが今でも印象に残っていて、そのときに「面倒見が良い会社なのだな」と思いました。

「新人だから」と意見を否定されることもなく、年次にかかわらず互いの意見を尊重し、積極的に議論を交わすことも多いです。

創立記念式典や、部署横断でのオフライン懇親会なども定期開催されており、交流の機会も多いですよ。

学んできたことを生かしながら、自己成長を突き詰めていける環境

──学生時代の専門知識や研究の経験が業務に役立ったことはありますか?

学生時代に勉強したITの基礎知識や技術が役立ちました。私は高校と大学で、初歩的なIT技術から、ハードウェア技術、セキュリティ領域まで幅広く学習しました。当時は「これって必要なのかな?」と思っていましたが、入社して重要な知識だったと実感しましたね。

また、もっと実務的な経験でいえば、Linuxサーバを立てて管理したり、コーディングをしたり、WordやExcelなどのOffice系ソフトウェアなどに慣れていることも大事だと思います。基礎知識をつけ業務で利用するツールに慣れておくことで、スムーズに仕事ができるだけでなくより専門的な知識や経験の獲得に集中できるようになると思います。

──NECセキュリティには、どのような人がマッチしていると思いますか?

NECセキュリティで活躍している人は、向上心が強く、技術への興味関心が高い方が多い印象です。

また、当社はリモートワークを採用しています。出社勤務であれば、ある程度雰囲気でお互いの状況を把握できますが、リモートワークだと顔が見えないので、自ら積極的に情報を取りに行く姿勢が求められます。自発的に行動することが苦手な方、受け身な姿勢の方だと、少々厳しい環境かもしれません。

オープンで自由度が高いからこそ、自分を律した上で仕事を進められる方がNECセキュリティにはマッチしていると思います。