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AIセキュリティセンター
Agentic AI技術 × セキュリティで
サイバー攻撃の脅威から社会基盤や組織を守る
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近年、サイバー攻撃やそれに伴う情報漏洩により、企業活動が停止・遅延するなど、事業継続に大きなリスクが生じています。また、新たな攻撃手法や脆弱性に対応するため、セキュリティ専門人材に求められる知識や技術も高度化しています。こうした課題にリアルタイムかつ網羅的に対応するには、AIを活用したセキュリティ対策の高度化・効率化が重要な役割を果たします。
NECグループでは、企画段階から実装、運用、保守に至るまで、セキュリティを十分に考慮した「セキュリティ・バイ・デザイン(SBD)」の思想に基づき、セキュアで高品質な製品、システム、サービスの提供を目指しています。
新設された「AIセキュリティセンター」では、この「セキュリティ・バイ・デザイン」の確実な実践のために、これまで培ってきたセキュリティ実装のノウハウや専門家の知見を取り込んだAgentic AI技術とNECの先端の研究所技術を融合することで、AIを活用したサイバーセキュリティ技術の研究開発・実用化に取り組んでいます。
AI × セキュリティ 技術開発コンセプト

「セキュリティ・バイ・デザイン(SBD)」の技術開発の方向性を示すコンセプトとして、「正しくつくる―セキュア開発」「正常をつづけるーセキュリティ経営」、「攻撃からまもるーセキュリティ運用」3つの観点でAgentic AI技術の開発を行っていきます。
生成AIやAgentic AI技術を活用したセキュリティサービスの提供
AIセキュリティセンターでは、生成AI「cotomi」や前述のAgentic AI技術を活用したセキュリティサービスによって、セキュア開発から運用・保守、サイバー攻撃への対応までお客様のセキュリティ業務全体をより高度化・効率化し、IT開発者や情報システム部門担当者が抱える課題解決を支援します。
提供サービスについての詳細情報は、こちらをご覧ください。
NEC、生成AIやAgentic AIを活用したセキュリティサービスを販売開始(2025年4月15日プレスリリース)
最新情報
センター長 メッセージ
サイバー攻撃の脅威が質・量ともに高まるなか、AIによるサイバー防御は今や不可欠なものとなっています。
当社でも以前よりAIを活用したサイバー防御の研究開発に取り組んできましたが、生成AIをはじめとしたAI技術の進化スピードが加速する中で、研究開発からサービス化までのサイクルをいかに迅速に回していくかが、今後ますます重要となっています。
2025年4月に設立したAIセキュリティセンターは、国産AI「cotomi」をはじめ最先端AI技術を活用した「現場で使える」サービスの開発・提供をミッションとする組織です。AIを専門とする研究者、セキュリティを専門とする研究者、そしてセキュリティ業務のエキスパートが一丸となってお客様の課題に耳を傾け、AI×サイバーセキュリティによる課題解決と新たな価値提供を実現していきます。
国産AIで「.JPを守る」 ―― AIセキュリティセンターの今後の取り組みにぜひご期待ください。

取締役執行役員常務
(Chief AI Security Officer)
兼 AIセキュリティセンター長
兼 NEC セキュアシステムプラットフォーム研究所長
藤田 範人
(プロフィール)