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NECセキュリティ、大洋州島しょ国・地域向けサイバー能力構築演習(令和6年度第2回グアム開催)を支援

お知らせ2024年10月のフィジーに引き続き、大洋州11か国・1地域の政府・重要インフラ企業のサイバーセキュリティ実務者向けにインシデント対応の基礎研修から体験型演習までを提供

2025年2月17日
NECセキュリティ株式会社

NECセキュリティは、総務省主催の大洋州島しょ国・地域向けのサイバーセキュリティ能力構築演習を、グアムにて2025年2月7日(金)から14日(金)で実施し、政府機関及び重要インフラ事業者のサイバーセキュリティ実務者26名が受講しました。

演習の様子の写真

演習の様子の写真

演習の様子の写真

演習の様子の写真

日本を含む世界全体のサイバーセキュリティ上のリスクを低減させるためには、インド太平洋地域を含む開発途上国に対する能力構築支援を行うことが重要です。NECセキュリティは総務省事業を受託し、昨年10月のフィジーに続き第2回目となるグアムでの演習を支援しました。
(参考:NECセキュリティ、大洋州島しょ国向けのサイバーセキュリティ能力構築演習業務を受託【PR TIMES】

「日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター(AJCCBC)(注1)」の開所当初から、ASEAN加盟諸国向けに約30回のサイバー演習実施などを通じてプロジェクト運営を支援してきたNECの知見とNECグループのサイバーセキュリティ専門企業であるNECセキュリティの専門性を活用し、大洋州島しょ国・地域のサイバーセキュリティの現状やニーズにあわせた演習環境を提供するとともに、トレーニングの講師やチューターの派遣を行いました。具体的には、1か月以上のオンラインでの事前学習を行った上で、2日間で事前学習の振り返りと机上演習を含むインシデントレスポンス研修を行い、5日間かけてサイバー攻撃を受けた際の一連のインシデント対応を体験することで、実践的なサイバーセキュリティ能力構築に貢献しました。

開催概要

日時・場所

2025年2月7日(金)~ 14日(金)の内7日間、グアム

受講対象者

キリバス、クック諸島、サモア、ツバル、ナウル、パプアニューギニア、バヌアツ、パラオ、フィジー、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、および
仏領ポリネシアの政府職員および重要インフラ事業者のサイバーセキュリティ実務者

主催

総務省

開催内容

  • 1か月以上のオンライン事前学習
  • 事前学習の振り返りおよび机上演習を含むインシデントレスポンス研修(2日間)
  • CYDER(注2)によるサイバー演習(5日間、ハンズオン)

NECおよびNECセキュリティは今後も、国内外の政府機関や重要インフラ企業などへのサイバー防御の演習や製品・サービスの提供を通じて、サイバーセキュリティ能力の向上に貢献します。

以上

  • (注1)
    ASEAN-Japan Cybersecurity Capacity Building Centre。総務省が2018年9月に開所し、ASEAN加盟国向けにサイバーセキュリティ人材の育成を推進。
  • (注2)
    Cyber Defense Exercise with Recurrence。国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が実施している、国の行政機関、地方公共団体、独立行政法人及び重要インフラ事業者等の情報システム担当者等を対象とした体験型の実践的サイバー防御演習

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